もしかしたら駒場祭のHP経由で訪れた方もいらっしゃるかもしれませんので最初に謝罪しておきますと、後述のコミケの作業とかもあり、とくに駒場祭向けのものは準備できておりません。申し訳ございませんm(_ _)m
一応、駒場祭のHPの方を確認したところ過去原稿を掲載とかなんとか書いておりましたが、駒場祭にちょうどよい原稿というのも意外となく……。原稿を期待されていらっしゃった方は以下のBOOTHから過去の駒場祭での武将紹介が無料、部誌が300円でダウンロードできますのでそちらの方をもしよろしければということで……。
todaisanken - BOOTHところで、ふと気付くと前回の更新からほぼ1年ぶりということなので近況報告的なことをしておきますと、昨年はほぼ活動をしておりませんでしたが、ありがたいことに3人もの方が入会してくださいました。このブログを読んで興味をもったという方もいらしたので、こういった更新も一応無駄ではないということでしょうか(1年放置してしまいましたが)。3人のうちには他大学から入会してくださった方もいらっしゃるのですが、この辺りはやはり会合のオンライン化の恩恵を感じます。来年度以降どうなるかわかりませんが、学生会館での活動解禁後もうまくオンラインを併用していきたいところです。
そして先日もTwitterの方でご報告いたしましたが、今年はオフラインでコミケが開催されることとなり、無事スペースも貰えましたので現在はそちらに向けて新刊準備中です。新入部員の方にも早速執筆してもらってます。
スペースは
「2日目(金)-西け42b」となっております。
東大三国志研究会 | Comike Web Catalogワクチン接種やチケットの完全事前販売、東西間の移動の原則不可など例年とはだいぶ勝手が異なりますが、もし会場にいらっしゃった場合には弊会のスペースにもお立ち寄りいただけると幸いです。
一応新刊の内容に関して少しお話ししますと、今これを書いている人間はロシア史(とくに16世紀末〜17世紀のロマノフ朝成立前後あたり)が一応専門ということになっており、最近ではロマノフ家の出身母体でもある貴族階層に関心があるので、その辺りについて魏晋南朝あたりと比較してみようかなと考えています(どうでもいいですがデュエル・マスターズの「邪眼皇ロマノフⅠ世」って改めて考えると少し違和感ありますよね。カッコいいですけど)。ただ、全般的な比較というのは〆切的にも筆者の能力的にも難しいので、ちょっと時代が降りますが、ピョートル1世の官等表(1722)と九品官人法(あるいは九品官制)との制度的な比較に絞りつつ、そこから両国の貴族の性格の差異やその原因、あるいはそもそも貴族というものをどう定義するかといったことなどについて話せればという感じです(ピョートル期以前とそれ以降では貴族のあり方というか、日本語の貴族という語の指す対象が割と変化しているので当初の意図とは少しずれますが)。まだあまり執筆は進んでおりませんが、ガバガバなりに何か面白いことが書けるようがんばります。
そのほか身の回りで三国志関係で何かなかったかと考えると、去年の末に『真・一騎当千外伝1:勾玉列伝』が出ていました。
真・一騎当千外伝 勾玉列伝 1 (1巻) (ヤングキングコミックス) | 塩崎 雄二 |本 | 通販 | Amazon脇役キャラを中心に据えつつ本編にも登場するメインキャラの日常もコミカルに描くという感じなのではじめての方でもわりととっつきやすいかとおもいます(三国志が好きな方にハマるかはわかりませんが)。個人的にはトイレで呪詛に勤しむ賈詡が好きです。本編最新刊でも活躍(?)してるので気になる方はそちらの方も。
真・一騎当千 4 (4巻) (ヤングキングコミックス) | 塩崎 雄二 |本 | 通販 | Amazonとりあえず近況報告としてはこんなところでしょうか。来年に関しては、これを書いている人間が修士3年目でおそらくあまりサークルの方にコミットできない可能性が高く、また他の上級生も卒業や卒論執筆で同様の状態の可能性が高いため、駒場祭もコロナ禍以前のような展示を行うことは難しいかもしれませんが、とりあえずなんとかノウハウだけでも伝えたいけるように頑張りたいと思います。それでは今後ともよろしくお願い申し上げます。
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- 2021/11/20(土) 23:21:24|
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